2021年の手作り味噌、作業が始まりました
Contents
小間園芸が手作り味噌を始めた理由
「家族に安心・安全なものを食べてもらいたい」という母の想いから、お味噌作りが始まりました
小間園芸では、お客様にとって「安心・安全な品質の野菜」を作り続けてきました。自分たちの食卓でも同じように「安心・安全なもの」を家族に食べてもらいたいと、母親が味噌作りを始めました。
いまでは3世代に渡って手作り味噌を家庭で食べています。そのお味噌を一人でも多くのお客様にも味わっていただきたく、2020年から販売を始めました。
小間園芸の手作り味噌とは?
家族で手作りをしています
家族みんなで作るから美味しいお味噌ができます。
自家製の麹を使っています
国産の大豆だけを使っています
使っている大豆は、北海道産大粒大豆「鶴娘」、1等級の新豆です。「鶴娘」は、大豆の中でも特に大粒で甘みの強い品種です。古い豆は風味も落ちてしまい、味噌にした時にも味が変わってくるので、必ず新豆を使用しています。
2020年から、津久井在来大豆も使用します。初めて使用するので仕上がりは2021年です。
お味噌の作り方を紹介します
手作り味噌の作業です
- 洗ったお米を24時間くらい水につける。
- 水をよく切って、お米を蒸す。
親指と人差し指でひねったら米粒が潰れる、芯がないくらいの固さにします。柔らか過ぎても、芯がなくてもダメです。
- 50℃ぐらいまでお米を冷ます。
60℃を超えると麹菌が死んでしまうからです。
- 麹菌をお米に混ぜて、発酵機に入れる。
- 20時間後くらいに、お米を手でほぐす。
お米がひと粒ずつばらばらになるようにします。麹になったものは柔らかくなり、麹にならないものは硬くなります。御飯を放置すると乾いて固くなりますよね、あんな感じです。ここでのほぐしは時間をかけて丁寧にやります。
- さらに6時間後くらいにもう一度ほぐす。
- 麹菌をお米に混ぜてから2日後に仕上げのほぐしをする。
- 麹のできあがり。
- 仕上がった麹に塩を混ぜる。
- 大豆をしっかりと洗った後、たっぷりの水で丸一日浸水させてから茹でまる。
大豆はたくさんの水を吸います。浸水させる水の量の目安は、大豆の重量の約3倍です。茹でる目安は、親指と小指で大豆を持って軽く潰れる程度になるまでしっかりと茹でます。
- 大豆が茹で上がったら、50度以下になるように十分に冷ます。
- 大豆と麹を混ぜ、ミンサーでミンチにする。
- ミンチにした大豆と麹の空気を抜きながら、容器に詰める。
- 容器に詰めたら空気が入らないように、ピッタリとラップをして1年間熟成させる。
- 手作り味噌のできあがり。
手作り味噌の作業を動画でご紹介
麹のほぐし方
麹に塩を混ぜる
茹でた大豆と麹をまぜる
大豆と麹を混ぜ、ミンサーでミンチにする
手作り味噌の美味しい食べ方
手作り味噌ならではの食べ方をお試しください
- お味噌汁
- 味噌にぎり
- 味噌とチーズのディップソース
- 味噌チーズ(味噌とみりんを合わせた調味料にチーズを漬け込む)
手作り味噌の保存について
- 要冷蔵:10℃以下で保存
- 賞味期限:3か月
※開封後はお早めにお召し上がりください。
小間園芸のこだわり
安心・安全な品質の野菜、加工品を作り続けています
小間園芸は、横浜市泉区で年間70種類を超える野菜や果物を栽培し、50種類を超える加工品を生産販売しています。“野菜本来の味”を大切にし、新鮮な野菜を消費者の皆様に召し上がっていただくために、収穫から販売までの時間を極力短くしています。
祖父の代から、野菜の栽培は、土づくりからこだわっています。土の状態を見ながら畑に完熟堆肥を入れ、野菜が育成しやすいように土を柔らかくし、水はけ水持ちが良くなるよう常に調整しています。
小間園芸は直売を大切にしています
「生産者の顔が見える野菜作り」を心掛けています。お客様の声を直接聞ける、お客様が直接私たち生産者に声を届けられる、私たち生産者の気持ちをお客様に直接届けられる。
直売にこだわることによって、お客様と生産者の間に壁を作らず、ダイレクトにコミュニケーションを取れるよう取り組んでいます。それが、お客様にとっての安心・安全な品質へ繋がると考えています。
大豆本来の甘みと手作りならではのコクがある味噌の味を楽しんでください。