完熟トマトの、こだわりの手作業

小間園芸ではトマト栽培でこんな手作業をしています

トマトの受粉を人の手で行う

果実が実るためには受粉が必要です。トマトは風で揺らされて花粉が落ち受粉するため、温室内では受粉できません。そこでハチを使って受粉させるのが一般的な方法です。

小間園芸が手による受粉にこだわるのは、トマトの種が大きくなる傾向が見られるからです。お客様の中には入れ歯の方もいらっしゃいます。小さい種が入り込んでしまうと痛くなってしまう。そうしたお客様の声を大事にしていきたいのです。

大切なのは、受粉のタイミング。受粉させるのは一度だけです。受粉を忘れてしまうと、実がなりません。また、一本の苗でも、受粉させるタイミングが違うので、ひとつひとつの花を見て、これは受粉させる、これはまだ、これは受粉させた、ということを覚えておく必要があります。

ひとつひとつ丁寧に確認します

トマトの花びらを手で取り除く

ハチを使って受粉する場合には、花びらを手で取る作業は必要ありませんが、小間園芸では手作業による受粉を行っているので欠かせない作業です。

小さい実に触れないようにしながら花びらを取ります。実に触れてしまうと、傷が残ったまま実が成長してしまいます。実に跡が残り、売れなくなってしまうのでとても神経を使う作業です。

これがトマトとして大きく成長していく実の部分です

トマトの脇芽を摘み取る

トマトはすべての葉の付け根から脇芽が出ます。そのままにしておくとすべての枝に果実が実って、必要な養分が行き渡らなくなり、実が小さくなり美味しいトマトは育ちません。また脇芽を摘まないとトマトは横に広がって成長します。隣の茎・葉と重なって蒸れた状態になり、管理が難しく病気の原因にもなります。

脇芽を摘み取り1本の主となる茎に栄養が集中させて、上へと成長するように導いていきます。トマトの実が大きく育ち、味も良くなると同時に、管理がしやすくなるので、病気を未然に防げます。

脇芽を摘み取る作業は天候がいい晴れた日にやります。掻いた跡はトマトにとっては傷口のような状態なので、早く乾く状態にしないと病気の原因になります。

これが脇芽を掻いた跡です