品種を変えながらお気に入りの一品を
たまねぎの苗すくすくと成長しています。この苗は、今週の金曜日に畑に植えます。収穫は、3月中下旬の予定です。たまねぎは、2回に分けて苗を植えます。
1回目は、10月中旬頃定植で、新たまねぎとして販売用2回目は、11月上旬頃定植で、貯蔵用として全ての野菜に言えることですが、品種によって、貯蔵の向き不向き、収穫時期の早い遅い、味や食感の違いなどがあります。
その中から、自分好みのものや、お客様のニーズに合ったものを選んで栽培します。もちろん、思っていたものと違ったり、満足がいかず品種を変えることは多々あります。試行錯誤をしながら、お気に入りの一品を見つけるのもひとつの楽しみでもあります。
大根の芽
大根の芽が出てきました。どの種も発芽率は100%ではありません。芽が出てくれないと困るので保険をかけて、2〜3粒種を蒔きます。大根の場合は、もう少し大きくなった頃に一番良さそうな物を残し、間引きます。それが、大根の抜き菜(間引き菜)です。小さいながらも、大根らしい葉になってきました。
スナップえんどうと絹さやの芽が揃ってきました
スナップえんどう?
スナックえんどう?
どちらの名前でもスーパーなどに流通しているので、どっちが正しいのかよくわかりませんよね。正解は、どちらでもいいんです笑1970年代にアメリカから【スナップえんどう】という品種(名称)で輸入されました。
【スナックえんどう】は、日本で種を販売する際に、種苗メーカーがつけた商品名だそうです。いつしか、スナックえんどうとスナップえんどうが混在し始めたので、1983年に農林水産省が、【スナップえんどう】と呼ぶことを奨励しました。
しかし、一部の種苗メーカーでは、【スナックえんどう】という品種名で販売を続けたため、現在も【スナップえんどう】と【スナックえんどう】という名称が混在しています。
スナップえんどうの旬は、4月頃〜5月頃ですが、私たちはハウスで栽培するため、3月中下旬頃から4月中下旬頃が収穫のピークです。収穫したての新鮮なスナップえんどうを、さっと塩茹でて食べるが美味しいですね。サクサクした食感と甘さが最高です。